プジョー・シトロエン・ジャポンは、シトロエンの5ドアコンパクトハッチバックの『C3』に新開発のパワートレインを搭載。2月17日より発売を開始した。
新開発のパワートレインは、ヨーロッパでは”Pure Tech”と呼ばれるもので、エンジンは、EB2という名前の1.2リットル3気筒エンジンに、ETG5という、基本はマニュアルトランスミッション構造の2ペダル、シングルクラッチのトランスミッションを搭載。そこにストップ&スタート(アイドリングストップ)機構が組み合わされたパワートレインを指す。
プジョー・シトロエン・ジャポン広報部シトロエンPRマネジャーの村田佳代さんによると、新型C3は、「この新開発のパワートレインを搭載することで車両重量を70kgダイエットに成功した」と述べ、燃費に関しても、「燃費は19km/リットルと大幅にアップした。これまでの1.6リットル4速ATモデルが12.1km/リットルだったので、57%の向上になる」という。
価格は、エントリーグレードのSeductionが203万円(旧モデルは210万円)。上級グレードのExclusiveは233万円(旧モデルは240万円)と値下げになった。
村田さんは、「C3購入ユーザーの半分が、初めてシトロエンに乗るという、ニューカマーを牽引する非常に重要なモデルだ。今回効率の良い新パワートレインに加えて、203万円という戦略的な価格によって、さらに新規ユーザーがシトロエンに来てもらえたら」と期待を語った。