米国の自動車最大手、GMのシボレーブランドは2月6日、日本時間の2月7日未明に米国で開幕するシカゴモーターショー14において、『シルバラードHD』のCNG(圧縮天然ガス)車を初公開すると発表した。GMは2013年10月、米国市場において、CNG車の販売を強化すると宣言。シボレーとGMCブランドの合計4車種に、CNG車を追加設定し、顧客のニーズに応えるとしていた。シカゴモーターショー14で初公開されるのは、シルバラードHDのCNG車。シルバラードHDは、シボレーブランドの主力フルサイズピックアップトラック、『シルバラード』のうち、過酷な使用を想定したHD(ヘビー・デューティー)仕様。2015年モデルのシルバラードHDの「2500HD」と「3500HD」に、新たにCNG車が設定される。パワートレインは、6.0リットルV型8気筒エンジンが基本。バルブなどを専用品に交換することで、ガソリンとCNGの両燃料に対応させた。ドライバーはスイッチ操作によって、使用燃料を切り替えることが可能。また、CNGタンクが空になると、自動的にガソリンに切り替わる。パワースペックは、ガソリン使用時が、最大出力360ps、最大トルク52.5kgm。CNG使用時が、最大出力301ps、最大トルク46.1kgm。GMによると、両燃料の満タン状態で、最大約1050kmを走行できるという。
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