仙台市交通局、東西線開業にあわせ200円均一運賃導入へ

鉄道 行政

仙台市交通局は1月27日、市営地下鉄・バスに新しい運賃制度を導入すると発表した。2015年の地下鉄東西線開業にあわせ「地下鉄200円均一運賃」「東西線駅周辺バス100円均一運賃」「ICカード乗車券『イクスカ』における『ポイントサービス』」の実施を目指す。

交通局が今回示した案によると、地下鉄では仙台駅から東西線・南北線3駅までを一律200円の均一運賃導入エリアとする。これにより、南北線北四番丁~仙台~河原町間と東西線国際センター~仙台~薬師堂間の範囲では、どの駅で乗り降りしても一律200円になる。南北線北四番丁~河原町間の運賃は現在240円(消費税率8%運賃実施後は250円の想定)だが、均一運賃の導入により50円安くなることが見込まれる。

均一運賃導入エリア以外では、東西・南北両線とも乗車距離に応じて金額が決まる対キロ区間制を採用。消費税率8%の場合、仙台~北仙台・長町・青葉山・六丁の目間が250円、仙台~泉中央・富沢・八木山動物公園・荒井間が300円、八木山動物公園~泉中央・富沢間が360円になる。

また、東西線の交通結節駅と位置づけられる八木山動物公園・薬師堂・荒井3駅の周辺1.5km内のエリアについて、エリア内でバスを乗り降りする場合は運賃を一律100円にする。宮城交通のバス路線についても、同様の内容で共同実施する方向で協議を進める。

12月から南北線を皮切りに導入する仙台地区公共交通のICカード「イクスカ」では、ポイントサービスを導入。地下鉄・バスを「イクスカ」で利用した場合、乗車1回ごとに基本ポイントが付与され、一定の時間内に地下鉄・バスを乗り継いだ場合は基本ポイント以外にもポイントが付与される。これに伴い、現在の乗継割引制度における乗継指定駅・乗継指定停留所の制限は廃止する。ポイントの有効期間は利用の翌月から1年間で、地下鉄やバスの運賃の支払いに使うことができる。

仙台市はこの案に基づき、認可などの手続きを進めていく方針。新しい運賃制度の導入によって公共交通の利用促進を目指すとしている。
《草町義和》

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