欧州の自動車最大手、フォルクスワーゲンが1月13日、米国で開幕したデトロイトモーターショー14で初公開した『ザ・ビートル・デューンコンセプト』。同車が、市販される可能性が出てきた。
これは1月13日、フォルクスワーゲンがデトロイトモーターショー14のプレスカンファレンスで明らかにしたもの。「ザ・ビートル・デューンコンセプトは、量産車になる可能性を秘めたモデル」と公表している。
ザ・ビートル・デューンコンセプトは、『ザ・ビートル』をベースに、オフロードテイストを付加したコンセプトカー。ザ・ビートルに対して、アンダーガードやフェンダーエクステンション、大径タイヤを追加。車高は50mm引き上げられた。前後バンパーは専用デザイン。ボディカラーは陽気なオレンジ、「アリゾナ」でペイント。
インテリアはボディカラーに合わせて、ダッシュボードやドアトリム、ステアリングホイールなどにオレンジのアクセントをあしらう。助手席前方のダッシュボードのアシストグリップも目を引く。
このザ・ビートル・デューンコンセプトが量産化されるとすれば、どのようなモデルに位置付けられるのか。フォルクスワーゲンは、「歴代『ビートル』で最もスポーティなモデルになる」とコメント。シリーズの高性能モデルに位置付けられる可能性を示唆している。