ゆりかもめ、新型車両7300系の営業運転開始…両開きドアとロングシート採用

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1月18日から営業運転を開始した、ゆりかもめの新型車両「7300系」。先頭部にはデビュー記念のヘッドマークが掲出されている。
  • 1月18日から営業運転を開始した、ゆりかもめの新型車両「7300系」。先頭部にはデビュー記念のヘッドマークが掲出されている。
  • ドアは片開きから両開きに変更された。これにより乗り降りがスムーズになるという。
  • 両開きドアが開いた状態。外つり式を採用している。
  • 新交通ゆりかもめはドライバーレスの自動運転を採用しているため、運転台部分の座席は通常、一般に開放されている。窓ガラスが足元まで拡大しており、車内からの眺望が向上している。
  • 座席は運転台を除き、全席ロングシート。これにより定員が約1割増加し、混雑の緩和が図られるという。
  • ゆりかもめの開業時に導入された7000系。今後順次、7300系に置き換えられる。

新橋駅(東京都港区)と豊洲駅(江東区)を東京臨海副都心経由で結ぶ東京臨海新交通臨海線(新交通ゆりかもめ)で1月18日、新型車両「7300系」の営業運転が始まった。

7300系は、新交通ゆりかもめで運用されている156両(6両編成26本)のうち、初期に導入された7000系の更新を目的に開発された新型車両。2013年3月以降、車両基地に搬入され、走行試験を経て今回の営業運転開始となった。

前面ガラスを大型化して車内からの眺望を向上させたほか、側面のドアは従来の片開きから両開きに変更してスムーズに乗り降りできるようにした。座席は編成両端の運転台を除き、全てロングシート。これにより定員が従来の車両より1割程度増加し、混雑が緩和されるという。

7300系は2016年度までに、108両(6両編成18本)が順次導入される予定。

《草町義和》

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