トヨタ自動車は、ハイブリッド車のグローバル累計販売台数が、2013年12月末までに、607万2000台となり、600万台を突破したと発表した。
トヨタは、1997年8月に日本で『コースターハイブリッドEV』を発売し、同年12月に世界初の量産ハイブリッド乗用車『プリウス』を発売。2013年3月末に500万台を突破してから約9か月で累計販売台数600万台を達成した。
2014年1月現在、トヨタはハイブリッド乗用車24モデル、プラグインハイブリッド車1モデルを、約80の国・地域で販売している。また、1月15日発売の新型『ハリアー』のハイブリッド車や、米国で近々投入予定の新型『ハイランダーハイブリッド』をはじめ、新型ハイブリッド車を2014年、15年の2年間でグローバルで15モデル投入する予定で、引き続きラインナップの拡充や、販売地域の拡大に努めていく。
なお、2013年12月末までに販売したハイブリッド車のCO2排出抑制効果は、車両サイズおよび動力性能が同等クラスのガソリンエンジン車のCO2排出量と比較し、約4100万トンに上るとトヨタでは試算しており、気候変動の原因のひとつとされるCO2の削減に寄与したと考えている。また、ガソリン消費抑制量は、同等クラスのガソリンエンジン車のガソリン消費量と比較し、約1500万キロリットルの効果があったと試算している。