陸運庁(LTA)の1月9日の発表によると、MRT(地下鉄・高架鉄道)を運営するSMRTとSBSトランジットは車両運行本数を合計で週1,000本余り増やす。特にオフピーク時の運転頻度を増やす。
SBSは北東線で運行本数を週400本余り増やしており、オフピーク時の運転間隔は4~7分から3~5分になる。
SMRTは南北線と東西線で9月までに本数を週400本余り増やし、オフピーク時の運転間隔を5分以内にする。
SMRTはサークル線では2月に本数を150本増やす。1月1日から既に同200本増やしており、オフピーク時は7分間隔で運行している。
運輸省は昨年、オフピーク時でもほとんどの時間帯で、運転間隔を5分以内にする方針を示していた。
LTAによると、昨年は運行の遅れも減少した。MRT全線の統計で、5分以上の遅れは309回(前年は396回)だった(開通して間もないサークル線を除く)。 10分以上の遅れは36回(同51回)。30分以上の遅れは前年と同じ8回だった。
安全対策では、部品の腐食による事故への反省から、SBSはステンレス製ボルトとワイヤに替え腐食に強い材料を採用する。