ドイツの高級車メーカー、アウディは1月7日、米国ラスベガスで開幕したCES(コンシューマー・エレクトロニクス・ショー)14において、次期アウディ『TT』のインテリアを初公開した。
毎年1月に行われるCESには、世界中から家電、コンピューター、オーディオメーカーなどが参加。新製品や最新テクノロジーを披露する世界最大規模の見本市として知られる。
アウディは2013年12月、今後の新車計画の一部を公表。「2014年内に、次期『TTクーペ』を発表する」と告げている。今回、CES14において、そのインテリアが先行公開された。
次期アウディTTクーペのインテリアの最大の特徴は、新開発のデジタルディスプレイ。ドライバー正面のクラスター内に、12.3インチのTFTモニターがレイアウトされ、2種類のモードが切り替えられる。ひとつは、通常のモード。もうひとつは、ナビゲーション画面を表示。もちろん、このモードでも、速度計やエンジン回転計は表示される。
また、空調吹き出し口は、丸型デザイン。その中央に、温度やエアコンのモードを表示するのも新しい。メーター内にナビゲーション表示が移動したのに伴い、現行アウディ車に見られるダッシュボード中央のモニターは、廃止されている。