ホンダの米国法人、アメリカンホンダは2014年1月1日、ロサンゼルスにおいて、恒例の新年行事「ローズパレード」に参加した。新型『NSX』をモチーフとしたパレード用の山車、「フロート」の現地画像が公開されている。
ロサンゼルス郊外のパサディナで開催されるローズパレードは、米国の代表的な新年行事。2014年で125回目という長い伝統を誇り、毎年およそ100万人もの観光客が訪れる一大イベントだ。パレードには、さまざまなフロートが登場。フロートとは大型の台車のことで、日本の祭りの山車のようなもの。ホンダは2014年も独自にフロートを製作し、ローズパレードに参加した。
2014年のホンダのフロートのテーマは、「Keeping Dreams on Track」。複数のフロートを連結し、全長は274フィート(約83.5m)。2005年にホンダが打ち立てた全長207フィート(約63m)の記録を上回り、ローズパレードのフロートとしては、過去最大の大きさに仕上げられた。
ホンダは今年のローズパレードの冠スポンサー。それだけに力が入っており、パレードでは新型ホンダ『アコード』がペースカー、新型アキュラ『MDX』がサウンドカー、ホンダ『リッジライン』がサポートカーなどを務めている。
そんな中、2014年のホンダのフロートの先頭は、新型アキュラ(ホンダ)NSXをモチーフとしたデザイン。ホンダのヒューマノイドロボット、『ASIMO(アシモ)』が運転し、パレードに登場するという演出で会場に華を添えた。
ローズパレードの公式Facebookページでは、今年のパレードの様子を配信。新型NSX風のフロントマスクが与えられたフロートにASIMOの組み合わせは、パレードの主役といった貫録を漂わせている。