ホンダは、多面的価値を高次元で融合した新ジャンルのクルマ『ヴェゼル』を12月20日に発売する。
ヴェゼルは、SUVの力強さ、クーペのあでやかさ、ミニバンの使いやすさ、さらには燃費性能まで、ジャンルの枠を超えた多面的な価値を高次元で融合。ハイブリッド車とガソリン車をラインアップし、それぞれに4WDを設定した。
エクステリアは、SUVの安定感とクーペライクなスタイリングを融合することで、エモーショナルなデザインを実現。インテリアは、フロント席でクーペを思わせるパーソナルな空間を創出する一方、ホンダ独自の「センタータンクレイアウト」により、大きな荷室やミニバン並みのゆとりあるリア席を実現している。
ハイブリッド車には、新世代ハイブリッドシステム「スポーツ ハイブリッド i-DCD」を搭載し、1.5リットルエンジンを直噴とすることで、高出力モーターとの組み合わせで2リッターエンジンに匹敵するハイパワーと爽快なドライビングフィールを実現。環境性能においても、27.0km/リットル(JC08モード)と、国内クラス最高の低燃費を達成した。
また、電子制御により緻密に前・後輪のトルク配分をコントロールする4WDシステム「リアルタイムAWD」をホンダとして初めてハイブリッド車にも搭載した。
さらに、電子制御パーキングブレーキやオートブレーキホールド機能などの先進技術や機能を全タイプ標準装備とし、スマートな操作性を追求。また、高性能の防音材やダンパーを採用することで、優れた静粛性と操縦安定性を実現している。加えて、ハイブリッド車には、燃費によい運転をアクセルペダルの反力で知らせるリアクティブフォースペダルをホンダとして初めて搭載した。
価格は187万円から268万円。