【COTY 選考コメント】あらゆる面でレベルが高くなった…ボブ・スリーヴァ

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VW・ゴルフ「コンフォートライン」
  • VW・ゴルフ「コンフォートライン」
  • 2013-2014年日本カー・オブ・ザ・イヤーに選ばれたVW ゴルフ。輸入車としては初の栄冠
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  • ホンダ フィット ハイブリッド
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  • メルセデスベンツ・S 550 Long

今年、トップを決めるのは簡単だった。

『ゴルフ』は今回のフルモデルチェンジでクラストップのレベルに跳んだ。元々クラストップレベルだったのにさらにあらゆる面でレベルが高くなったのはすごい。今年は圧倒的に強かった(もう少しエクステリアデザインに新しさがあってもいいと思うけど…)。

『フィット』もフルモデルチェンジで良くなった。ハイブリッド車の走りは特に素晴らしい!スポーティさと経済性の両立はホンダらしくて感動した。個性的になったエクステリアデザインでアイデンティティを強くしたのも評価したい。弱いのはインテリア。前モデルより良くなったけど感性品質をもっとレベルアップしてたら…。

『V40』のインテリアデザインはオリジナリティに溢れてカッコいい。コストパフォーマンスはとてもいい一台。

今年、デザインだけ(インテリア・エクステリア・スタイル)に絞ると『アテンザ』が僕のトップです。マツダデザインは本当にレベルが高い。

『Sクラス』のデザインに、ドイツ車らしさが戻ったことも良かったと思う。

VW『ゴルフ』:10点
ホンダ『フィット』:5点
ボルボ『V40』:5点
マツダ『アテンザ』:3点
メルセデス・ベンツ『Sクラス』:2点

ボブ・スリーヴァ│モータージャーナリスト
米国マサチューセッツ生まれ、1983年に来日。日本と海外の企業にデザインと世界のマーケット分析を提供、多数の内外メディアに執筆。現在、日本最大級の工業デザイン会社『コボデザイン』のアドバンス・デザイン・ディレクター。1994年から日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員。

《ボブ・スリーヴァ》

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