UDトラックスがアジア市場に投入したフラッグシップトラックQuesterの仮眠スペースは2段ベッドになっている。
日本の長距離トラックにも運転席の後ろには仮眠スペースが設けられているが、全長の規定があるため、荷台やトレーラー部分を最大限とるにはあまりトラック部分を大きくできない。海外仕様のQuesterは、運転席後方のスペースを大きくできるため2段ベッドが実現できたという。
現在、中国南部からマレー半島まで鉄道が敷かれているが、縦貫道路の整備も進んでいる。中国とアセアン各国の物流に長距離トラックの存在が欠かせないものとなってきている。Questerは、タイの工場で生産されているが、UDでは、今後中国、インドネシアにも製造拠点を拡大していく予定だ。