宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、国際宇宙ステーションの日本実験棟「きぼう」の船外実験プラットフォームに搭載する、中型の地球観測ミッション機器に関するアイデアを公募すると発表した。
公募するアイデアは、地球観測ミッションであること、国際宇宙ステーション軌道から、地球を観測しデータを取得することを目的としたミッションで、提案されたアイデアについてはJAXAの「地球圏総合診断委員会」が審査する。
地球観測ミッションの候補提案は地球圏総合診断委員会から、「国際宇宙ステーション・きぼう利用推進委員会」に送付され、他分野の提案も含めた選考が行われ、2014年度中に計画が策定される。
きぼう利用推進委員会で選定されたミッションについては、JAXAが提案者と協力して搭載機器の開発、打上げ、軌道上運用を目指した準備を行う。
ミッションの打上げの時期は2017年と2019年に各1機を想定している。