昭和シェル石油は11月5日、2013年1-9月期(第3四半期)の連結決算(累計)を発表した。
それによると、売上高は2兆1472億円(前年同期比+11.7%)、営業利益は653億円(前年同期は2億円の赤字)、経常利益は659億円(24億円の赤字)、四半期純利益は457億円(90億円の赤字)だった。
純利益に株式など資産価値の変化を加味した総合的な利益指標である包括利益は475億円(84億円の赤字)となった。
石油事業が売上・収益ともに堅調だったことに加え、太陽電池事業の大幅な増収増益が貢献した。
通期連結業績見通しは、原油価格の上昇や棚卸資産評価の増益効果を織り込み、上方修正。売上高2兆9500億円(前回予測比+700億円)、営業利益770億円(+70億円)、経常利益770億円(+70億円)、当期純利益540億円(+60億円)とした。