東京都港区の本社で会見した伊東孝紳社長は、5代目となった新モデルについて「定評の乗用価値にユーティリティ価値を徹底追求して融合した。お客様の期待を超える移動空間が実現できた」とアピールした。
会見ではハイブリッド車(HV)が設定されていないのは、超低床の車体構造になったからかと問われた。これに対し伊東社長は「超低床でHVが成立するか? 一生懸命考えているところ。少しお時間をください」と述べ、近い将来にHVを設定する方針を示唆した。
新モデルは室内空間の広さと走行性能を両立させるため、すでに低床だった4代目よりも床のステップ高をさらに60mm下げている。この新モデルにHVを設定する場合は、アコードに採用されている2モーターシステムになる見込みだ。