モトGPのマレーシアGPではポールシッターのマルク・マルケスに注目が集中したが、ポイントで首位を走る彼はスタートで出遅れてしまい、第1コーナーでライバルであるホルヘ・ロレンソに追い抜かれてしまった。
しかしヤマハのロレンソのリードは長い間は続かず、5ラップ目にレプソル・ホンダのマルケスのチームメイトであるダニ・ペドロサがリードを奪った。ペドロサはレースの終わりまで快走を続けたが、その後方では激しい争いが繰り広げられた。
マルケスとロレンソが激しい2位争いをしたが、マルケスがこの戦いを制してペドロサから2.7秒差の2位となった。
「前回のレースでの大きなクラッシュから戻れたことは素晴らしい。肉体的に厳しかったレースに勝てて嬉しい。この1週間はトラブル続きだったが、力強い復帰をすることができた。この勝利はファンとチームの為のものだ」とペドロサは語った。
今季わずか3戦を残した現在、マルケスが43ポイントのリードを保持している。