世界経済フォーラム(WEF)は1日、「人的資本指数」を発表した。マレーシアは122カ国中22位となった。
アジア太平洋地域では5位となり、韓国(23位)や中国(43位)よりも高く評価された。
人的資本指数は、教育、健康・ウェルネス、労働力・雇用、実施可能環境の4項目を通じて能力ある労働者を養成し、展開するための国の能力を測定したもの。
1位となったのはスイスで、それにフィンランド、シンガポール、オランダ、スウェーデン--が続いた。日本は15位。最下位はイエメンだった。
東南アジア諸国連合(ASEAN) からは、タイが44位、インドネシアが53位、フィリピンが66位、ベトナムが80位、カンボジアが96位となった。
マレーシアは労働力と雇用で最も高く評価され、18位となった。実施可能環境では22位、教育では34位、健康及びウェルネスでは39位に評価された。