秩父鉄道、1000系1001号編成の引退記念乗車券発売…12日で営業運転終了

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秩父鉄道が10月5日から発売する「さよなら1001号引退記念乗車券」。1001号編成は10月12日に営業運転を終了する
  • 秩父鉄道が10月5日から発売する「さよなら1001号引退記念乗車券」。1001号編成は10月12日に営業運転を終了する
  • 10月5日から発売される「1000系引退記念入場券」。すでに1001号編成、1003号編成バージョンが販売されており、これで現存3編成分全てが揃う
  • 10月12日に営業運転を終えるスカイブルーの1001号編成(右)と、2012年に引退した秩父鉄道旧塗装の1007号編成(左)。

秩父鉄道は、10月12日で営業運転を終了する1000系(旧国鉄101系)のスカイブルー塗装編成、1001号編成の引退記念乗車券を5日から発売する。また、秩父鉄道オリジナル塗装で、本年度中に引退予定の1010号をデザインした記念入場券も同日から発売する。

1000系は旧国鉄の通勤形電車101系を譲り受け、1986~1989年に3両編成12本が導入された。当初は黄色に茶色帯の秩父鉄道旧オリジナル塗装で、のちに白地にライトブルーと赤の細帯が入る新オリジナル塗装に変更されたが、その後一部の編成は国鉄時代を模した塗装が施され、1001号編成は京浜東北線などで使用されたスカイブルーとなった。

現在は3編成が残っており、1003号編成は中央線などで採用されたオレンジバーミリオン、1010号編成は新オリジナル塗装となっている。

「さよなら1001号引退記念乗車券」は3枚セットで、1001号編成の走行写真などをあしらったデザイン。価格は690円で、乗車券の区間は三峰口~浦山口(300円)、熊谷~持田(230円)、熊谷から160円区間となっている。

1010号編成の記念入場券は、すでに発売されている1001号編成、1003号編成の引退記念入場券と同様、D型(約90×30mm)サイズの硬券に車両の写真をあしらったデザイン。オリジナルの台紙も付属する。発売額は1枚160円。1010号編成をデザインした記念入場券の登場で、現存する1000系3編成全ての記念入場券が揃うことになる。

いずれも熊谷駅、三峰口駅と、秩父鉄道のネットショップ「ちちてつe-shop」で発売。売り切れ次第終了となる。

《小佐野カゲトシ@RailPlanet》

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