マツダを代表するスポーツカー、『ロードスター』。同車の次期モデルの開発テスト車両が、海外の自動車メディアによって捉えられた。
これは、オーストラリアの自動車メディア、『carsguide.com.au』が伝えたもの。同メディアの契約カメラマンが、米国でテストを行う次期ロードスターの開発車両の撮影に成功。その写真を読者に公開している。
この開発車両、現行ロードスターをベースにしているが、後付け感たっぷりのヘッドライトが、いかにも開発プロトタイプ車といった印象。よく観察すると、サイドシル部分に溶接の跡があり、中身は現行ロードスターとは別物と推測できる。
すでに公表されている通り、次期ロードスターはマツダとフィアットの共同開発プロジェクトとなり、フィアット版はアルファロメオ『スパイダー』となる。このテスト車両が撮影された場所は、米国ミシガン州のクライスラーグループの本社近くだったというから、フィアットと提携関係にあるクライスラーグループも、開発テストには協力しているもよう。
気になる次期ロードスターの中身だが、同メディアは、「エンジンはSKYACTIV仕様の1.3ターボで、車両重量は1000kgが目標。デビューは2015年」とレポートしている。