【タイ】タイ気象局によると、30日にベトナムに上陸した台風21号(ウーティップ)は1日朝までにタイ東北部に進み、勢力を弱めて熱帯低気圧になった。この影響で、タイのウタラディット県、ピッサヌローク県、ペチャブン県などで大雨が予想されている。
タイ内務省によると、1日朝の時点で洪水が発生しているのはタイの77都県中、東北部スリン県、シーサケート県、ウボンラチャタニ県、東部プラジンブリ県、中部アユタヤ県など25県225郡で、約82万世帯、280万人が被災した。
また、プラジンブリ県内の国道3078号線、3079号線、33号線など5県の15カ所で国道が浸水し、このうち3カ所が通行不能となっている。