フォルクスワーゲン グループ ジャパン(VGJ)は、新型『ゴルフ GTI』を9月25日より販売を開始した。
新型ゴルフ GTIは、フォルクスワーゲンの新しいモジュラーシステム「MQB」の採用により、従来上級モデルにしか装備できなかった安全装備や機能装備を多く新規採用しながら、10kgの軽量化を達成。またGTIとして初めてブルーモーション テクノロジーを採用、燃費15.9km/リットル(JC08モード)と、先代の13.0km/リットル(10・15モード)から大幅な向上を果たした。
新型ゴルフに採用されたフロントアシストプラスやACC、レーンアシスト等の安全装備はGTIにも標準で搭載されるほか、新型ゴルフで実現された静粛性、快適性も併せ持ち、日常ユースからスポーツ走行まで、幅広くこなすパフォーマンスカーに仕上がっている。
パワートレーンは、先代比9馬力アップの220馬力を発生する第3世代の2リッターTSIエンジン(EA888型)を搭載。最大トルクは3.5リッターの自然吸気エンジンに匹敵する350Nmを1500rpmという低回転から発生する。
GTI専用にチューニングされたシャシーには、フォルクスワーゲン初採用となるロックトゥロック2.1回転と極めてクイックなステアリングを実現するプログレッシブステアリングを採用する。
エクステリアでは、伝統のハニカムグリルにヘッドライトまで繋がる赤いラインや、赤いブレーキキャリパー、専用のLEDフォグランプ等を備え、インテリアにはタータンチェック柄のトップスポーツシートや、ドアシルプレート/ドアトリムに内蔵された赤い間接照明など、GTI専用アイテムを数多く取り入れている。
価格は369万円。また、メーカーオプションとしてレザーシート+運転席パワーシート(セットオプション)26万2500円、電動パノラマスライディングルーフ12万6000円、18インチアルミホイール+DCC(セットオプション)21万円を設定している。