ドイツの自動車大手、ダイムラーは9月10日、ドイツで開幕したフランクフルトモーターショー13において、メルセデスベンツ『S500インテリジェントドライブ』を初公開した。同車は新型メルセデスベンツ『Sクラス』をベースに、自動運転車(ロボットカー)を提示したスタディモデル。現時点でメルセデスベンツが持つ自動運転技術を、フル搭載している。S500インテリジェントドライブでは、新型Sクラスで実用化した技術をベースに、自動運転車を開発したのが特徴。例えば、他車や歩行者、自転車を検知して自動ブレーキをかけるためのセンサーは、市販の新型Sクラスにも採用済み。また、S500インテリジェントドライブには、最新のレーダー技術や信号機の色を識別できるカメラ、GPSシステムなどを搭載。自動運転を可能にしている。すでに、S500インテリジェントドライブは、ドイツ国内の公道で、100km以上の自動運転に成功。ダイムラーのメルセデスベンツ乗用車部門、トーマス・ウェバー取締役は、フランクフルトモーターショー13のプレスカンファレンスにおいて、「2020年までに自動車メーカーで最初に、自動運転車を市販したい」と述べ、ロボットカーの実用化に意欲を示している。
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