レクサスは9月4日、『LF-NX』の概要を明らかにした。実車は9月10日、ドイツで開幕するフランクフルトモーターショー13で初公開される。
LF-NXは、次世代のレクサスの顧客に向けて、コンパクトSUVを提案したコンセプトカー。シャープさと力強さを兼ね備えたデザインが特徴。
外観は、SUV特有の力強さを表現しながら、エモーショナルな走りを予感させるフォルムを追求。スピンドルグリルや、ヘッドランプから独立させたL字型のクリアランスランプなど、レクサス独自のデザイン要素を導入している。
室内は、金属のフレームからなる骨格に、革を組み合わせたのが斬新。タッチパネル上で指を上下左右に動かすことで、文字入力などを行うフリック操作などを可能にしたタッチパッド型の新型リモートタッチを採用するなど、SUVとしての力強さと先進性を融合したデザインとした。
パワートレーンには、レクサス・ハイブリッド・ドライブを採用。2.5リットル直列4気筒ガソリンエンジンにモーターを組み合わせたシステムだ。レクサスは、「高い走行性能と優れた環境性能を実現した」と説明している。