国交省、トラック・バスにESCとABSの装着を義務付けへ

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ESCのある・無し
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  • 自動車に備える操縦装置の識別表示は、協定規則第121 号に規定する識別表示を導入

国土交通省は、トラックなどに、横滑り防止装置(ESC)の装着を義務付けるなど、道路運送車両の保安基準を改正すると発表した。

自動車の安全性の向上と国際的な基準調和の観点から、国連欧州経済委員会の「制動装置に係る協定規則(第13号)」と「操縦装置の配置及び識別表示等に係る協定規則(第121号))」を採用し、国内基準に導入する。

保安基準を改正して、トラック、トレーラー、バスの制動装置にESCを一部の自動車に装着義務付け、ABS(アンチロックブレーキシステム)を全てのトラック・トレーラー、バスに装着を義務付ける。

継続生産車は2017年2月1日以降、新型車は2014年11月以降の生産モデルから新しい規制が適用される。

また、自動車に備える操縦装置の配置と識別表示について国際基準と調和させる。乗車定員10人以上で車両総重量が5トンを超える乗用自動車(バス)と車両総重量が12トンを超える貨物自動車(トラック)で、2019年2月1日以降に生産される自動車が対象。その他の車両は2017年2月1日以降に生産されるモデルに適用される。

《レスポンス編集部》

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