ドイツの高級車メーカー、メルセデスベンツは8月21日、『Cクラス』(『190E』を含む)の世界累計販売台数が1000万台を突破したと発表した。
Cクラスの前身に当たる190Eは、1982年、メルセデスベンツ初の小型セダンとして登場。1993年5月、190Eの後継車として、初代Cクラスは誕生した。
1996年、Cクラスにはステーションワゴンを追加。2000年、モデルチェンジを受けて2代目Cクラスに進化を遂げた。2007年には、現行モデルの3代目Cクラスが発表されている。
累計販売1000万台の達成は、190Eのデビューから数えて31年で到達した記録。このうち、2007年に登場した現行の3代目モデルが、セダン、ステーションワゴン、クーペを合わせて230万台以上を売り上げた。
メルセデスベンツ乗用車部門のヨハエム・シュミット営業&マーケティング担当上級副社長は、「Cクラスは世界で成功を収めた。ベビーベンツ(190E)の発売以来、Cクラスはプレミアムセグメントにおいて、最も人気の高いモデルのひとつになった」と述べている。