三菱自動車は8月8日、宮城県石巻市内でカーシェアリングを運営する日本カーシェアリング協会に、電気自動車『i-MiEV』6台を無償貸与すると発表した。
同社はこれまで、東日本大震災の復興支援として、i-MiEV 89台を被災地に無償貸与。今回貸与するi-MiEVは、石巻市内の仮設住宅4か所において、住民向けのカーシェアリング用車両として活用される。貸し出し車両は、それぞれの自治会が管理し、維持費は利用者が負担する。
i-MiEVは、一般家庭の約1日分の電力を蓄えることができ、災害時の非常用電源としての利用も期待されている。同社は今後、復興住宅での電気自動車の活用など、石巻市の各自治会、および市の防災計画に、電気自動車の非常用電源機能を有効活用することについても提案していく。