JR北海道、「旭山動物園号」天井装飾は無地に変更…耐燃焼性素材を確保できず

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7月13日から運行を再開するリニューアルデザインの「旭山動物園号」。
  • 7月13日から運行を再開するリニューアルデザインの「旭山動物園号」。
  • 当初予定されていた天井のデザイン。耐燃焼性素材が確保できなかったとして採用しないことになった。

JR北海道は6月27日、特急「旭山動物園号」の専用車両のリニューアルについて、車内天井の装飾を取りやめて無地にすると発表した。

「旭山動物園号」は2007年、旭山動物園(旭川市)のアクセス輸送列車として札幌~旭川間で運転を開始した。旭山動物園にちなんだ塗装や内装を施した専用車両(キハ183系5両編成)で運用されているが、2013年4月に運転を一時終了して専用車両のリニューアルを行い、7月13日から運行を再開する予定だ。

専用車両は各車両ごとのテーマに沿ったデザインが車内外に施され、車内天井にも動物のイラストが施されることになっていたが、同社は「耐燃焼性の素材の確保が出来なかった」とし、天井を無地にすることにした。

《草町義和》

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