日産自動車が発表した2013年4月の国内生産・販売・輸出実績によると、グローバル生産台数は前年同月比7.3%増の39万6676台と、4月としては過去最高の数字で、3か月ぶりのプラスとなった。
国内生産は同12.7%減の7万4888台、海外生産は同13.4%増の32万1788台。米国は、主に新型『パスファインダー』、『アルティマ』の台数増により、同17.0%増の6万3738台となった。メキシコは同40.8%増の5万8256台、中国も同7.1%増の10万6797台と、いずれも前年を上回った。
グローバル販売は、同0.2%増の36万4336台で、4月としては過去最高を記録した。国内販売は、同4.8%減の3万7538台。登録車は主に『ノート』『NV350キャラバン』の台数増によりプラスだったが、軽自動車が前年実績を大きく下回った。一方、海外販売は同0.8%増の32万6798台と、4月としては過去最高を記録した。
輸出は、同14.5%減の4万5010台と前年同月を下回った。北米、欧州向けともに不振だった。