【メルセデスベンツ GLクラス 発売】ライバルはカイエン

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メルセデスベンツ・GL 63AMG
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7年ぶりに初のフルモデルチェンジを遂げた、メルセデスベンツ『GLクラス』は先代のキーワード、“SUVのSクラス”、“ファーストクラスのSUV”を踏襲している。

メルセデス・ベンツ日本商品企画・マーケティング部アシスタント・マネージャーの古川麻樹氏は、「先代が出た後にポルシェ『カイエン』、特に『カイエンターボ』がマーケットでポジションを築いてきました。このことがGL550のパフォーマンス向上と、GL63AMGの投入に繋がります」と競合関係について述べる。

今回のフルモデルチェンジのポイントは、「(競合関係を踏まえ)パフォーマンス面と、都市部での使用が多いことから、オンロードでのさらなる快適性向上にあります。例えば、スポーツサルーンなどから乗り換えても、違和感がないクルマに仕上がっているのです」。具体例として、GL63AMGにはアクティブカーブシステムが採用された。「ロールをアクティブに抑えながらも、わざとらしくなく、むしろコーナリングスピードを上げながらも、気持ちの良いコーナリングが出来るようなシステムです」

その他、横風でふらつかないように自動的にブレーキを制御し、直線安定性やコーナリング時の風の影響を抑えるクロスウインドシステムが採用された。出力もGL550では387psから435psへと向上し、パフォーマンスとオンロード性能の向上が図られたのだ。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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