東武鉄道3月期決算、東京スカイツリー効果で経常利益が7割増…中計の数値目標を1年前倒し達成

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東武鉄道が発表した2013年3月期連結決算は、経常利益が前年同期比70.8%増の475億4000万円となった。

営業収益は同6.2%増の5772億2300万円と増収となった。東京スカイツリータウンがグランドオープンしたことによる各事業への相乗効果に加え、東日本大震災の影響による出控え、自粛ムードからの反動増で増収となった。

営業利益は運輸事業の増収や、レジャー事業が営業黒字化したため、同61.3%増の525億4400万円と大幅増益となった。当期純利益は同78.8%増の286億4800万円となった。

業績が好調に推移し、中期経営計画での数値目標だった当期純利益200億円、有利子負債残高8100億円、有利子負債/EBITDA倍率8倍程度を1年前倒しで達成した。

今期の通期業績見通しは売上高が同0.1%増の5780億円、営業利益が同0.9%増の530億円、経常利益が同3.1%増の490億円、当期純利益が同1.2%増の290億円となる見通し。

《レスポンス編集部》

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