【上海モーターショー13】トヨタ、中国専用の2ブランドからEV投入示唆

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広汽トヨタの自主ブランドで投入が見込まれるEVコンセプト
  • 広汽トヨタの自主ブランドで投入が見込まれるEVコンセプト
  • 一汽トヨタ自主ブランド「朗世」のEVコンセプト
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トヨタ自動車は、中国合弁の一汽トヨタ、広汽トヨタ2社より中国専用の自主ブランドで展開するEVを公開した。

トヨタ自動車は中国において第一汽車との一汽トヨタ、広州汽車との広汽トヨタの合弁2社を展開する。2012年11月、中国・広州で開催された広州モーターショー12において、トヨタ自動車の大西弘致専務が、「2013年に中国市場専用の2種類の新型車を展開する」と明言。今回の上海モーターショー13で実車を披露した。

一汽トヨタからは自主ブランド「朗世」(英語表記は「RANZ」)よりセダンタイプのEV、広汽トヨタの自主ブランド名は明らかになっていないが、小型クロスオーバータイプのEVコンセプトが公開された。

上海モーターショー13において、トヨタ自動車のプレスカンファレンスでは初代『プリウス』の開発責任者であった内山田竹志副会長が登壇。HV関連でのリードを強調した。一方、今後本格稼働が見込まれる中国合弁との2自主ブランドに関してはいずれもEVのラインアップを示唆した格好。

中国自主ブランドは、広汽本田が「理念」、東風日産は「ヴェヌーシア」を展開。両ブランドともエントリー車を中心にラインアップするが、ヴェヌーシアは将来的にEVをラインアップする計画。中国政府との関係性も含めた戦略的な背景から、合弁自主ブランドからのEV投入予告が今後も増加すると見られる。

《土屋篤司》

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