【レクサス IS 新型】目指すべき走りの理想が見えた

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日本での発売を控えるレクサスの新型『IS』。開発責任者の古山淳一チーフエンジニアは「新型ISでは、とにかく“走って楽しい車にしよう”ということが開発の一番大きなねらいです」と語り、開発では競合となるBMW『3シリーズ』などを研究し、走行性能を磨き上げたという。

古山氏「従来のISと、競合車であるBMW『3シリーズ』やベンツ『Cクラス』と乗り比べた時に、走って楽しいという部分でいうと、まだまだ一歩も二歩も負けているので、彼らに勝ちたいという思いがありました」と、開発にかける思いを話す。

実際の開発にあたったは競合となるモデルを乗り比べたといい、なかでもBMW『3シリーズ』は、特に意識したモデルと言う。

古山氏「いろんな車を乗り比べた時に、誰が乗っても“楽しい”と思う車に違いはないんです。そこになにか違いがあるのだろうかということで、実際にコーナーでの動きを検証するなどテストを繰り返して、“競合車はこういう動きをするから楽しいんだ”といった違いを書き下していく作業をしました。そして、開発メンバー共通の理解として、我々が目指していく理想の動きというものを決めていきました」と話した。

比較対象となる競合車も現時点での仕上がりで、競合メーカーが目指している理想の走りを理解しないと、お手本を超えることはできない。

古山氏「現実にある車で検証しているので、その車のトレースになる部分もありますが、走りが評価される各メーカーが目指している、普遍的なステアリングの正確さやボデーの動きの機敏さなど、目指すべき理想を明確にイメージすることができました」と、ライバル車の研究を重ねていくことで、プレミアムと呼ばれる各社が目指す理想の走りというものが見えてきたという。

実際に仕上がった新型ISの走りについて、古山氏「今回のISに関しては、ドライバーの意のままに、遅れなく、正確に車が動いてくれる、ということにつきると思います。例えば、ステアリングを切った時にドライバーが望んだ動きに対して、大きすぎず、少なすぎず、かつ遅れてもいけない。適正な時間軸の中で、車がきちんと動いてくれると“自分の思い通りに動いてくれた!”と感じてもらえ、これが“楽しい”という表現につながってくるのだと思います」と話した。

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