自工会、高速道路走行の二輪車ライダーに事故防止注意喚起…70%以上が単独事故

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日本自動車工業会は、高速道路における二輪車の事故原因を分析し、「高速道路での事故を防ぐためのポイント」と題する注意書を策定、二輪車ライダーに注意を喚起した。

それによると、2007年~2011年の集計より高速道路での二輪車事故の約70%以上が車両単独による事故であることを導き出している。

年齢別では、死亡重傷者の40代、50代で50%と、半数を占め、排気量別では750cc以上の大型車がおおむね半数を占めている。

法令違反別では、運転操作(ハンドル・ブレーキ)の不適切が最も多く35%、次いで脇見運転12%、速度違反12%の構成比となっている。

以上の結果から、脇見をせず、進路の交通状況に充分注意し、危険を予測しながら、車間距離を充分にとり状況に応じた安全速度で走行する。40代、50代においては、加齢による身体機能の低下を考慮し、無理の無い自分に合った運転を心がけることなどを呼びかけている。

《平泉翔》

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