ジャンボフェリーでは、16年振りとなる神戸~坂手間の定期フェリー航路を2011年7月より復活させたが、さらに4月24日より坂手~高松の定期航路を開設する。
神戸~坂手間の定期フェリー航路復活時は、坂手港における車両の乗降設備上の問題などで、坂手~高松間定期航路の開設には至らず、神戸~坂手の定期航路のみの開設であったが、地元の要望、及び坂手の町おこしのチャンスとなる、瀬戸内国際芸術祭2013「醤の郷+坂手港プロジェクト」の開催を受け、高松~坂手の定期航路を開設することになった。
ただし、坂手港車両乗降設備(サイドランプ)が完成し、当技術的課題が解消するまでの間は「車両なしの旅客+原付」のみで営業を開始する。
また、フェリー航路だけでなく、瀬戸内国際芸術祭を目的で坂手を訪れる観光客の利便性の確保と、坂手の魅力をアピールするために、土休日等に、ヤノベケンジ作の高速船「バルカソラーレ(太陽の船の意)」を運航する。
便数は、通常ダイヤが1日5便(全てフェリー)、特別ダイヤ(~5月6日の土休日、7月~11月の土休日・お盆期間)が1日8便(フェリー6便、高速船2便)。
所要時間は、フェリー1時間10分、高速船40分。料金は「フェリー・高速船共通きっぷ」大人600円、小人300円だ。