AMAスーパークロス第11戦は3月16日にインディアナポリスのルーカス・オイル・スタジアムに6万0312人の観客を集めて行われ、250SXクラスの東地区第5戦の決勝でレッドブル・KTMのフランス人ライダー、マーヴィン・ムスキンが先週に続く2連勝を飾った。決勝レースのスタートと共に飛び出したロックスター・エナジー・レーシングのブレイク・ワートンがホールショットを奪ったが、すぐにAG・モータースポーツのカイル・ピータースにトップの座を譲った。ゲイコ・ホンダのウィル・ハーンは後方集団に混じってのスタートとなったが、すぐに追い上げを始め、順位を次々に上げた。5ラップを経過した後、AJ・カタンゼロは5番手を死守していたが、第11ラップでムスキンにパスされてしまう。そしてハーンは第13ラップでカタンゼロを捕らえ、4番手まで浮上した。レース終盤の第14ラップでワートンはクラッシュし、ムスキンがその間にリードを奪ってハーンは3番手のポジションにつけた。ピータースはキャリア最高の2位でフィニッシュし、ハーンは結局3位に終わった。「僕達は自信について話してきた。そして今夜、僕は自信を持っていた。激しく戦って自分自身を信じた。レーストラックでは何が起こるかわからない。今夜はラッキーだったかも知れないが、勝てて良かった」と累積ポイントでトップのハーンに9ポイント差にまで迫ったムスキンは語った。尚、AMAスーパークロスの第12戦は、3月23日にトロントのロジャース・センターで行われる予定である。250SXクラス東地区第5戦結果1.マーヴィン・ムスキン(KTM)2.カイル・ピータース(ホンダ)3.ウィル・ハーン(ホンダ)4.AJ・カタンゼロ(カワサキ)5.ジャスティン・ヒル(カワサキ)250SXクラス東地区シーズン累積ポイント1.ウィル・ハーン(ホンダ)1122.マーヴィン・ムスキン(KTM)1033.ブレーク・ワートン(スズキ)884.ディーン・ウィルソン(カワサキ)875.カイル・ピータース(ホンダ)67
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