ホンダの次世代ハイブリッド四駆、スポーツ・ハイブリッド SH-AWDを雪上で試す

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インスパイア ベースのスポーツ・ハイブリッド SH-AWD 試作車
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ホンダは、北海道・鷹栖プルービンググラウンドにて開催した雪上試乗会において、ホンダの新世代ハイブリッドシステム「スポーツ・ハイブリッド SH-AWD」を搭載した試作モデルを用意した。

試作車は『インスパイア』ベースで、昨年11月栃木試験場で披露されたものと同じ車両。フロントにはV型6気筒3.5リットルの直噴エンジンと1モーター内蔵7速DCTを組み合わせる。

スポーツ・ハイブリッド SH-AWDは、エンジンをアシストするモーターとは別に、後輪を駆動するために2つモーターを配し、合計3つのモーターを備えるハイブリッドシステムだ。『レジェンド』で採用されたSH-AWDとの違いは、ブレーキ制御で積極的にモーター駆動を活用し、いわゆる電子制御LSD的な作動をさせている点。

V型6気筒エンジンと高出力3モーターシステムを組み合わせ、V型8気筒エンジンと同等の加速性能と、直列4気筒エンジン以上の低燃費を同時に実現するという。

たとえば、左に周りこむようなコーナーで奥に進むほどRがきつくなるような場合、左後輪はブレーキ制御、右後輪は駆動力を与えて回頭性・旋回性を高める。内輪で発生したエネルギーを電気的に回収して外輪に与え、クルマの旋回に必要な力を自ら生み出すといったトルク制御をおこなうため、ボディサイズや重量を感じさせない軽快なハンドリングを実現しただけでなく、エネルギー的なロスも少ない。

さらにVSAとの協調制御により、車速や路面の状況などに応じて駆動力をダイナミックに変化させているので、雪道や低μの滑りやすい路面での操縦安定性を向上させているのが特長だ。

なお、ホンダでは次期『NSX』でこのスポーツ・ハイブリッド SH-AWDの採用をアナウンスしている。当然、今回の試作車とはエンジンの搭載位置やモーターの配置も異なるだろうが、新世代スーパースポーツのハンドリングにどのような革新をもたらすのか、今から楽しみだ。
《北島友和》

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