スマホに安全運転支援のため情報配信…阪神高速で3月6日より実施

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スマートフォンアプリの画面、過去に事故が多く発生している場所を地図と音声により案内
  • スマートフォンアプリの画面、過去に事故が多く発生している場所を地図と音声により案内
  • 工事等による車線規制区間先頭の場所と規制されている車線を地図と音声で案内
  • 過去に自然渋滞が発生している場所を地図と音声により案内
  • ウェブサイトでも情報配信を実施
  • 情報配信サービスの仕組み

3月6日、国土交通省など7つの団体は、阪神高速道路において「交通事故多発地点情報」などをスマートフォンやウェブサイトにて配信する「安全、安心で快適な走行を支援する情報配信実験」を実施すると発表した。

実験に参加するのは、国土交通省国土技術政策総合研究所、ゼンリン、ゼンリンデータコム、ナビタイムジャパン、日本デジタル道路地図協会、阪神高速道路、本田技研工業の7団体。

同実験における情報の配信は、ナビタイムが提供するスマートフォン向けのカーナビゲーションアプリケーションと、ゼンリンデータコムが提供する特設ウェブサイトを用いて実施。参加者を募集して、ドライバーの安全・安心、快適な走行をサポートする情報配信の効果、「道路の区間ID方式」の利用による情報流通効果を検証する。

今回、ナビタイムが用意するスマートフォン向けのカーナビゲーションアプリケーション『阪神高速SAFETYドライブ』は、走行地点に関する情報をリアルタイムに自動配信し、安全・安心、快適な走行を支援。ゼンリンデータコムが用意する「いつもNAVIラボ NAVI de HANSHIN 特設Webサイト」は、情報を地図上に解りやすく表示し、事前の走行計画立案を支援する。

また、2社の配信サービスで阪神高速の保有情報の指す位置を正確に表現できるように、この実験では道路上の位置を特定する”道路の区間ID方式”を採用している。ゼンリンは、”道路の区間ID方式”に対応した地図をナビタイム、ゼンリンデータコムに提供している。

同実験への参加費は無料(パケット通信などの費用は自己負担)。共通した条件は実験期間中に阪神高速道路を利用し、実装後アンケートに協力できること。

スマートフォン向けアプリケーション「阪神高速 SAFETY ドライブ」は、Android端末であることが条件。対応機種はサイトで確認のこと。「いつもNAVIラボNAVI de HANSHIN 特設Webサイト」はインターネットにつながっているPCが条件。

《編集部》

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