2月27日、イギリス宇宙局は、水星探査計画「ベピ・コロンボ」が23日間のベイクアウト(潜在性混入物質の揮発作業)をクリアしたと発表した。
「ベピ・コロンボ」は日本と欧州が共同で計画中の水星探査ミッション。計画の最終段階、重要な部分を占めるベイクアウトは、オランダ・ノルドバイクの欧州宇宙研究技術センターにて行なわれた。
「ベピ・コロンボ」は宇宙探査の歴史上で3機目の水星探査機。太陽に程近い厳しい環境(猛烈な太陽光、温度は350度に達するといわれる)で、データ収集を行なうことになる。2015年の打ち上げを予定している。