専門家は、マレーシアの企業文化について、パフォーマンスに対する意識が欠けており、勤務時間の半分を仕事に関係ない事柄に費やしていると指摘している。
ソーシャルビジネスを手掛けるリーダーオノミクスのロシャン・ティラン最高経営責任者(CEO)は、マレーシアの労働文化はリラックスしたもので、労働生産性の低さの原因にもなっていると指摘。マレーシア人の多くが、勤務時間を同僚との絆を深めるのに使うなどしており、外国では勤務時間は全て業務に費やされていると説明した。
同CEOは、マレーシア人労働者は職場における生産性の低い活動について自主的に監査を行い、勤務時間を有効利用すべきとの考えを示した。