パシフィコ横浜を会場に2月23日と24日、芸文社が旧車トレードショー『Nostalgic 2days』(ノスタルジック ツー デイズ)を開催。その中で『最強ハコスカGT-Rプロジェクト』と銘打ったスカイラインHT2000GT-R(KPGC10)が特別展示された。
芸文社が刊行する隔月刊旧車専門誌『Nostalgic Hero』の連載企画で取り上げられた車両。ボンネット、前後バンパー、フロントフェンダー、ドア、トランクなどはカーボン製を装着している。S20型エンジンは2.5リットルにスープアップ。ピストンやカム、コンロッド、クランクなどはWPC処理が施され、カムギアトレインシステムが組み込まれて1万回転まで回る。キャブレターはソレックス50PHHだ。
足回りは、フロントはストラットケース、スタビ、ハブ回り、ステアリング系まで新たに製作。リアはクロモリパイプによるバンプイン・リアアクスルが組み込まれる。大径ブレーキシステムやシルビア用6速ミッションなど、現代技術がふんだんに盛り込まれている。