小田急グループの箱根観光船は、6代目となる新型海賊船「ロワイヤルII」が就航する3月20日に、箱根町港で就航式を開催する。
就航式では、「マーチングバンド箱根21」による演奏をバックに、箱根きらり妓より、同船の船長へ花束が贈呈されるほか、出航の際には環境に配慮した風船やテープなどを使って新船の初航海を祝う。
今回、新船の就航を記念して、当日最初の便には、先着300人のみの無料の「特別運航便」とする。同船の出航時間までに箱根町港に来た先着300人が対象。
特別運航便船内では、通常の運賃に追加料金が必要な特別船室も無料開放、乗船した全員に記念品をプレゼントする。
ロワイヤルIIは、18世紀のフランス艦隊旗艦として活躍した第1級戦艦「ロワイヤル・ルイ」をモデルに、船首像や船内外の装飾、船体後部の特徴的な回廊など往時の雰囲気を再現した。船内には船員の人形像やラット(舵輪)などを多数配置、アミューズメント性を高め、特別船室の内装やバリアフリー設備も充実させた。