笹子トンネル上り線、開通は2月8日16時頃

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高井戸(東京)側から見た笹子トンネル(山梨県大月市)
  • 高井戸(東京)側から見た笹子トンネル(山梨県大月市)
  • 笹子トンネル通行止め時の下り線起点となっていた大月JCT(山梨県大月市)
  • 開通概要

天井板崩落事故で通行止めとなっていた中央道笹子トンネル(上り線)の開通の日時が決まった。開通は2月8日16時。分離作業の進み具合によって、時間は前後する可能性がある。

下り線対面通行の仮復旧から、上下トンネルが分離され、68日ぶりに各トンネル2車線通行の通常の通行に戻る。

笹子トンネル(上り線)の復旧工事では、天井板7400枚、隔壁板3600枚を撤去。4400mにわたって、撤去後のトンネル壁のコンクリートはく落対策を行った。トンネル内の換気は、6基のジェットファンを取り付けて、天井板の代替とした。

また、下り線を使った対面通行に伴い、指定IC間で実施していた通行料金の乗継調整は、通行止め終了と同時に終わる。

国道への迂回対策のために無料になっていた富士吉田線(大月IC~河口湖IC)は、12日0時を超えて同線を降りた車両には適用されなくなる。

《中島みなみ》

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