2月1日、NASAは、アトラスVロケットの打ち上げ時における長時間露光写真を公開した。
1月30日に撮影されたイメージの中の前景にあるアンテナは、ロケットのペイロードであるトラッキング・アンド・データ・リレー・サテライト(TDRS:ティードレス)を思い起こさせる。このTDRS-KはNASAの通信衛星の一群に加えられる次世代型最初の衛星で、地上から2万2300マイル(3万6000キロメートル)上空の静止地球軌道で、通信やデータ、コマンドを宇宙船や地上ステーションとの間にリレーする役目を果たす。
またTDRSのネットワークは、国際宇宙ステーションやハッブル宇宙望遠鏡、フェルミガンマ線宇宙望遠鏡などを継続的にサポートする。