ホンダの海外向け高級車ブランド、アキュラが1月15日、デトロイトモーターショー13でワールドプレミアした新型『MDX』のプロトタイプ。同車の映像が、ネット上で公開された。
初代MDX は2001年に誕生。2003-2006年には、ホンダMDXとして、日本市場にも導入された。現行MDXは2代目モデルで、2006年に発売。全長4844×全幅1994×全高1732mmの堂々としたボディに、3列シートを採用。アキュラブランドの最上級SUVだ。
今回、アキュラがデトロイトモーターショー13でワールドプレミアしたMDXは、3世代目。現時点ではプロトタイプだが、細部のデザインを煮詰めた上で、ほぼこのままの姿で市販に移される。
アキュラの最上級SUVに相応しい大型ボディは、新型でも健在。アキュラは新型MDXに「エアロスカルプチャー」と呼ぶ新しいデザイン言語を導入。滑らかなプロポーションやアーチ状のルーフラインが特徴だ。
エンジンは、新開発の直噴3.5リットルV型6気筒ガソリン「VTEC」。駆動方式はSH-AWDと呼ぶ4WDと、歴代MDX初のFFの2種類を設定する。新型MDXは2014年モデルとして、2013年の半ば、米国市場へ投入される予定。
アキュラのフラッグシップSUVに相応しい新型MDXの堂々の佇まいは、動画共有サイト経由で見ることができる。