米航空宇宙局(NASA)とヨーロッパ宇宙機関(ESA)は、NASAが開発している次世代有人宇宙船「オリオン」に、ESAの推進・動力システム「サービスモジュール」を供給することで合意したと発表した
ESAは、オリオンの推進・動力システム向けに、宇宙ステーション補給機ATV(オートメイテッド・トランスファー・ビークル)の技術を供給する。ATVは国際宇宙ステーション(ISS)への物資輸送などに使われた。
NASAはESAのサービスモジュールの供給を受けることで開発コストを削減する。
オリオンは2014年に試験フライトを実施した後、2017年にESAのサービスモジュールを取り付けて無人打ち上げを行う予定。その後、有人打ち上げを行う。