ジャガー・ランドローバー・ジャパンは1月9日、新型『レンジローバー』を3月2日より発売を開始すると発表した。価格は1230万円から。
ジャガー・ランドローバー・ジャパン代表取締役社長のラッセルM.アンダーソン氏は、「1970年、初代レンジローバーは発売と同時に成功を収めました。プレミアムでユニークなコンセプトは時を経て、性能とラグジュアリーを極める形で進化しました」と振り返る。そして、「43年を経てレンジローバーの強みはさらに強化されました。今日、我々は170を超えるマーケットでレンジローバーを販売しており、多様な顧客にこのクルマを販売しています」と述べる。
「我々が第3世代のレンジローバー後継車開発に着手した時に、まずやったことは、多様かつ目の肥えたユーザーと話をすることでした」という。「その結果得たものは、難しく、しかし、明確な信念でした。“変えないで、良くするだけに留めてほしい”というもので、これこそが我々のやったことなのです。我々はひとつひとつの属性を進化させただけなのです」
しかしもっと重要なこととして、誰の目にとってもこれは間違いなくレンジローバーと映ることだとアンダーソン氏は話す。「第4世代のレンジローバーはデザインアイコンの進化形です。そしてその内部は、まぎれもない革命なのです」とする。
アンダーソン氏によると、デザインエンジニアリングチームの目的は明確だった。「さらに進化したレンジローバーを創る。最も洗練されたラグジュアリーSUVを創ること。そして、品格の頂点に立つというものです」。その結果、「さらに高いユーザーの支持を得るのみならず、いま、SUVに乗っていないオーナーを新規獲得することによって、売り上げ増を期待しています」と語った。