JX日鉱日石エネルギーは、12月の石油製品(ガソリン、灯油、軽油、A重油)の卸価格の変化幅を発表した。
ガソリンの卸価格は前月と比べて1リットルあたり2.4円の引き上となる見通し。引き上げは3か月ぶり。
軽油は3.5円、灯油は5.5円、A重油は3.2円、それぞれ引き上げた。この結果、4油種平均は3.8円の引き上げとなった。
一方、1月のコストは、12月の原油価格が1リットルあたり0.42円の値下がり、円レートは前月比2.61円の円安で、原油価格に与える影響は1リットルあたりプラス1.98円、製品輸入の構成変化による影響は1リットルあたりプラス0.03円。合計コストは1リットル1.6円の上昇となった。