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2013年の海外旅行人数過去最高を予測、LCCの相次ぐ就航で…JTB予測

航空 企業動向

JTBは、2013年の旅行市場見通し調査の結果をまとめた。

調査は、1泊以上の日本人の旅行(ビジネス・帰省を含む)と訪日外国人について、各種経済動向予測、旅行消費者購買行動調査、観光関連動向等から推計したもの。

それによると海外旅行人数は前年比1.5%増の1870万人と過去最高になると予想。2012年は、LCC(格安航空会社)を含めてアジアやハワイ、欧米などへの航空便数が増加しており、特に東南アジアやハワイへの旅行者が大きく増加している。領土問題から中国、韓国への渡航者は10月以降大きく落ち込んだが、現状では、韓国は、先行予約の前年同月比が毎週上がっていることから、2013年の年間の渡航者は2012年並と推計する。

中国はビジネスや滞在者の移動数が多いことから、2013年後半には2012年同月を上回り、年間で95%程度になると推計する。平均消費額は円安によって現地消費額がやや減少することに加え、LCC拡大や便数の増加による運賃の競争も見込まれることから25万円、同0.8%減と予測する。

2012年は円高とLCCなど廉価な航空券や旅行商品が下支えとなって、同8.5%増の1843万人と過去最高の海外旅行者数となる見込み。平均消費額は同1.6%減の25万1900円と推計する。

2013年の国内旅行は、週末3連休の回数が前年より3回増加し、GW、夏休み、年末年始というピークシーズン以外の旅行者数の増加を見込んでおり、旅行者数は同0.3%増の2億8700万人を予想。

景気の見通しは不明瞭で賃金や収入の伸びはあまり期待できないが、「選択」消費の中でレジャー・旅行市場は一定程度維持されると見ている。ただ、節約志向は依然強く、国内線のLCC拡大などもあり、平均消費額は3万2000円、同2.4%減と引き続き減少傾向が続くと予測する。

2012年の国内旅行人数は2億8600万人、同1.2%増と推計した。LCCが相次いで運航開始したことから、旅行方面の選択肢が増えた模様。平均消費額は同1.0%減の3万2780円と推計する。

訪日旅行者は、中国との国際関係の悪化により2012年8月以降、中国からの観光客が大きく減少しており、2013年前半までこの傾向は続くと予想する。一方で、台湾、東南アジアからの訪問者数は順調に伸びている。

韓国からの訪問者数は東日本大震災以降の回復が遅れているが、2012年8月以降も2010年には及ばないものの、訪問者数に減少はなく、今後も緩やかな回復を予想する。欧州からの訪日は経済情勢により先行きが不透明だが、米国からの訪問者数は回復している。

2013年は、韓国が前年並み、台湾、タイ、マレーシアなどアジア諸国からの訪日が延びると予測し、年間を通じての訪日外国人数は890万人、同7.9%増と予測する。

2012年は震災と原発事故で前年が大幅に落ち込んだ反動から、同32.6%増の825万人と推計する。
《レスポンス編集部》

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