米国のEVベンチャー、テスラモーターズは12月12日、オランダに新車整備センターを開業したと発表した。
同社は2012年6月、米国で新型EVの『モデルS』を発売した。2013年には、欧州市場にモデルSを投入する計画。欧州での納車前整備を一気にまかなうのが、オランダの新車整備センターとなる。
新車整備センターは、オランダの北ブラバント州ティルブルグに位置する。テスラモーターズはこの新車整備センターを、最終組み立てを含めた納車前整備や、アフターサービス用の部品のストック拠点として活用する。
施設の建屋面積は、1万8900平方m。欧州主要市場をカバーする立地条件を考慮して、オランダが選ばれた。今後数年間で、およそ50名を雇用する予定。
モデルSの欧州発売は、2013年3月からになる。テスラモーターズは米国だけでなく、グローバル市場でのEV販売に力を入れる方針だ。