ヤマト運輸、軽商用EV70台を環境配慮に熱心な地域に配備

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ヤマト運輸、「ネコロジー」デザインのミニキャブMiEV
  • ヤマト運輸、「ネコロジー」デザインのミニキャブMiEV

ヤマト運輸は、既に発注していた軽商用電気自動車の導入先を決定し、2013年1月末から全国に随時納車すると発表した。

また、新たに導入するEVには現在ヤマトグループ全体で取り組んでいる環境保護活動の総称「ネコロジー」を象徴するデザインを採用した。「ネコロジー」のシンボルである『葉』をメインに、初めて目にする人にも「ネコロジー」「EV」「ヤマト運輸」が伝わるようなデザインを目指した。

同社は、環境にやさしい次世代車の普及を促進するため、2011年5月に三菱自動車の軽商用EV「ミニキャブMiEV」を100台発注した。現在、東京都内と京都市内で30台が稼働しており、今回残りの70台の導入地域を決定した。来年1月末から3月下旬にかけて順次、納車する。

導入地域については、環境未来都市など、先進的な環境保護活動を行っている地域や、世界遺産などの環境に配慮しなければならない地域を中心に、地方自治体と連携を図りながら導入する。

さいたま市が独自にEVの普及促進に向け取り組んでいる「E-KIZUNAプロジェクト」に参加し、国土交通省から「地域交通グリーン化事業」の認定を受けた。ヤマト運輸はさいたま市内に3台の軽商用EVを導入し、EVの初期需要の創出とEVを活用した新たなビジネスについて検討する。

今後、こうした取り組みを他の地域でも進めていく方針だ。

《レスポンス編集部》

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